昔、倫理の授業で、「日記を書く」と言う行為は、
第二の自我の証明だって習ったコトがある。(保障は出来ないけど、笑)
確かに日記って、書くときは自分を客観的に見てるときだよね。。。
逆に、日記を書けるときは、自分に整理がついて、
客観的に捉えられるようになったと言うことなんじゃないかなぁ。
少なくても、えみぞの場合はそうなのです。
だから、楽しい内容はすぐに日記に書けるけど、
シリアスなのはなかなか書けないんだよねー。
♪♪♪♪♪
最近ね、周りで体調を崩してるヒトが続出している。
軽い疲れだったり、精神的なものだったり、
ストレスからの症状だったり…。
よく電話が掛かってきて、うれしいことに
「えみちゃん話すと元気になるー♪」とか言ってくれたりするんだけど。
そんな中、すごく親しい友だちが最近倒れて入院した。
テレビとかでもよく聞く、
ひどい頭痛や痺れや視界の違和感と言う症状…。
素人でも思いつく脳の疾患。
びっくりした。全然若いのに…。(年齢は関係ないらしいが…。)
今のところの症状はまだ軽いみたいだけど、
詳しいことはまだ検査中で分からないけど、梗塞か腫瘍らしい。
それまで病気とは無縁なヒトで、元気に普通に遊んでたのに…。
かなりショック…。
とりあえず、その子のリクエストで、
「数独」の本とか色々持ってお見舞いに行った。
(「脳を鍛える」って書いてあったけど鍛えて平気なのかな…?)
あまりシリアスにならないように、出来るだけ普通どおりに接した。
本人とは笑いながら話したりもしてたんだけど、
おばさんから、
五体満足に産んだのに…とか、
うちは癌家系だから…とか、
本人は告知を望んでる…とかいう話を聞くと
やっぱり辛いな…。
まだ腫瘍か梗塞かわからないんだけど、
確かに、つい悪く考えちゃうよね…。
わたしは、どうしたらいいんだろう…?
でも、本人が一番不安だろうから、
できるだけ普通に…としか考えられなかった。
ヒマだ~って言うから、またすぐ来るよーと普通に言って帰った。
普通に…。
疲れた…。
結構エネルギーが減ってた…。
病院って気を吸われるってよく言われるけど、本当だった。
ちょっとお見舞いに行っただけなのに…。
医療従事者の方々ってほんとにすごい!
し、本当に大変なお仕事をされてると思った。
かなり憔悴して家に帰ったら、
ちょうどテレビで看護士さんのドキュメントをしてた。
タイミング的に、ちょっと直視し難い内容だった。
でも、その中の対談で、
「よく病院と言う場所は力を吸われる場所だと言われてますが…」
と言う質問に彼女は
「失われる命もある反面、
人間はこんなにも生命力があるんだ、
この生きようとしている姿を見ると逆に勇気付けられる」
と答えた。
目からうろこだった。
命と向き合う現場で働く人だからこそ言える言葉だなぁって。
やっと、日記に書けた。
今なら少し前に進めそう。
今出来ることをしよう。