被災地訪問〜総括〜

18、19日と、お手伝いしているボランティア団体、ビースマイルプロジェクトの活動で、被災地の仙台石巻に行ってきました。

んー…

んと、まず、今回の予定をザックリ言いますと…

18日

日和山公園で献花

石ノ森漫画館へ

陸上自衛隊 第二十普通科連隊を表敬訪問

震災後100ヶ日なので、石巻市慰霊祭で献花

19日

避難所 石巻渡波小学校で子どもたちと交流

石巻市立大川小学校で献花

ラジオ石巻出演

陸上自衛隊 仙台駐屯地訪問

でした。

率直な感想としては、メディアを通してと、自分の目で直接見て、みなさんとふれ合って、空気を直に感じるのでは埋めようのないギャップを感じました。

だから、話せば話すほど、話した側から嘘になると言うか…うまく伝わらないのがわかると言うか…

多分、ちゃんと報告するべきなんだろうけど、言葉にならない…

悩みに悩んだけど…

だって、被災地に行ってから雑誌を見ると、見事に伝えてるのに、行く前の私はそれを感じきれてなかった…

だから、観光でも興味本意でもなんでもいいから、一度現地に足を運んで欲しいと思いました。

最初、気持ちがあっても、私が行ってお役に立てるのかなとか、エラソなこと考えてたけど、そゆのじゃないんだなと。

とにかく動かないと、知らないと、感じないと始まらないなって…。

だから、とにかく一度被災地に行って、臭いや空気、目で見て感じて欲しい。

私が神戸の震災で、避難所に避難してるとき、TVやラジオとかあまり情報がなくて、一日一日を過ごしてました。

暫くして、どっかのお風呂やさんがやってると風のウワサで聞いて、やっととーくのお風呂にいって、そこで久々にTVを見ました。

ちょうど震災での火事や黒煙、崩れた町並みの映像がニュースで流れてて。

わ〜、酷いなぁ…。大変そう。映画みたいやな。ここどこやろ?

と思ったら、

うちの近所だったと言う…(^^ゞ
ついつい客観視してたw

TVやラジオは情報を伝えるツールとしてはもちろん必要だけど、当たり前だけど、やっぱり空気感は伝えきれない…

特に、スケールが大きいとき。

ひどい光景だけど、違う一面では綺麗な海や緑…

悲しんでるんだけど、明るく元気…

これがリアルなんだなと。

たまに被災者の方に頑張って!と言えないって聞くけど、気持ちはわかる。

でも敢えて言うと、やっぱり頑張って欲しい!
と言うか、踏ん張って欲しい!

頑張りすぎちゃダメだけど、もちろんみんなが協力するけど、やっぱり本人が頑張らないとどうしようもないから。

頑張るのやめて諦めちゃうと止まっちゃう。
だから、みんなで頑張りたいなと思うのです。

今はまだ時間は止まったまんまだと思う。
もう動かないかもと思うだろうけど、、、

でも、絶対いつか動くと信じて、踏ん張って明日に繋げて、それがいつか未来に繋がって、そしたらいつか、振り返られるときが来るかもしれない。

めちゃめちゃ長い時間かかるかもだけど。

今回ね、不謹慎を承知で正直言うと、壊れた町を見てちょっと懐かしい?みたいな感じがした。

津波だから少し違うし、私らよりもっともっと酷いんだけど。

その時、神戸の震災が自分の中で、やっと少し過去になってると思った。

今回は未曾有の大災害で、どれだけ時間がかかるかわからないけど、東北のみなさんが乗り越えるまで、日本が乗り越えるまで、みんなで頑張らなくちゃ!と思った。

だからとにかく一度行ってみてきて欲しいな。

そう言えば瓦礫とか風景の写真、私は一枚も撮れなかった(^^ゞ

子どもたちとかの写真はあるんだけど(^^ゞ

阪神淡路のときもだけど、それどころじゃなくなると言うか、テンパってるのか余裕がなくなると言うか(^^ゞ

なんか、切り取ってしまう感じがして。

表現に乏しくて、先生方みたいにちゃんと伝えられなくてごめんなさいm(__)m

賛否両論あるだろうけど思いきって書いてみました。
あくまで私が感じたことです。

ちなみに今回の訪問、雷句誠先生が、写真つきで日記に書かれてるみたいです(^^ゞ

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